2012-06-16第11回 24時間リレーマラソンinゆめのしま(24
初の24時間走に参加しました。この大会には5年連続出場。6時間走3回、12時間走1回。そして今回は初の24時間走です。
天気は最悪です。前日の予報ではこんな感じ。で、実際、この通りでした。雨の24時間走は最悪です。6時間走とかなら逆にすごくよかったかもしれません。
この大会は、リレー中心で、とてもにぎやかな大会です。ステージ上でも、こんなパフォーマンスをやってました。シルクドソレイユ公認のジャグリングの方々。走りながら横目で見たりしてました。
さて、スタートです。
【2時間経過まで】
雨が降っているのですが、暑いよりいい。リズム良く走れる。ハーフをちょうど2時間くらいで通過。冷静に考えると早すぎだが、リズム良く走る。
【4時間まで】
2時間を過ぎたあたりから、ちょっとだけ疲労を覚え始める。6時間走なら気にせず走るが、長丁場なので、少し休みを入れ始める。
【6時間まで】
フルの通過は4時間11分~16分くらい(GPSベースで4時間10分・・1キロくらいずれていたっぽいので、このくらい。)フルを通過したあたりで、ひざに貼っておいたテーピングがはがれる。
野辺山のファイテンブースで貼ってもらい、確かに野辺山ではひざが痛くなくなったことから、自分で購入して貼ってみました。自分の貼りかたが悪いのか、雨が悪いのか・・。いずれにしても気持ちが下がります。
6時間で、6時間走の人たちはゴール。自分は53キロくらい。自分にとっては4分の1である。6時間走で終わった人たちがうらやましい。「6時間走にしておけばよかった」
【8時間まで】
6時間走の人たちがいなくなり、そして暗くなり始めさびしくなり始めるが、6時間走の1時間後に12時間走がスタート。
7時間 59.92キロ 27位
8時間 67.36キロ 26位
8時間が経過し、約3分の1絶望感を感じる。
【12時間まで】
12時間走もスタートし、ここからは、夜間モードに入る。自分も前日購入したAM/FMラジオを使う。ちょっとけちって、1480円の選局を手回しで行うタイプです。これはちょっと失敗でやはりデジタルのタイプの方がよかったなって思いました。
ここから、10時 エグザイルエクプレス、11時30分 福山雅治のオールナイトニッポン、1時00分 オードリーのオールナイトニッポンあたりを聞きました。退屈しのぎにとても良かったです。
10時間 79.76キロ 22位
11時間 84.72キロ 21位
12時間 90.72キロ 20位
【15時間まで】
深夜1時をまわったところで、1度軽く横になる。30分ほどそのまま寝てしまう。そして、また走り始める。「オードリーのオールナイトニッポン」が面白くて、ラジオを聴きながらずっと走っていたいなと思うが、2時30分頃、激しい雨が降ってきて、ここでまた1時間半ほど睡眠。
13時間 94.64キロ 20位
14時間 98.36キロ 21位
15時間 98.36キロ 23位
【17時間まで】
ちょうど起きると時計は15時間をさしていた。別に目覚ましをかけていたわけではない。起きるときは激しい筋肉痛で体が痛く、寒さで震える。ホットドリンクサービスの場所で、ホットドリンクをもらいながら、2周くらい歩き、ペースを整える。少しずつジョギングを開始する。
16時間 103.32キロ 21位
17時間 109.52キロ 21位
【19時間まで】
明るくなってきて、そして、残りもあとわずかになり、やる気になってくる。朝になり段々と会場も活気が出てくる。
18時間 113.24キロ 21位
19時間 119.44キロ 20位
【22時間まで】
この辺で、雨がやみ、体力が回復してくる。ずっと足の小指が痛かったのだが、靴下を変えると痛くない。走れる。なので、この辺からスピードアップ。漠然と150キロくらいは行きたいなって思う。
20時間 125.64キロ 21位
21時間 134.32キロ 19位
22時間 143.00キロ 19位
【23時間まで】
22時間が終わった時点で150キロまではあと7キロ。あと17キロで160キロだ。160キロは100マイルであり、是非達成したいなって思う。ちょっと苦しいけど、ここは頑張りどころ。今のペースで行けば、大丈夫。最後まで休憩を入れないことが重要だと思う。
23時間 151.68キロ 16位
【ゴールまで】
23時間2分くらいでゴールゲートを通過。逆算すると7分15秒/周=キロ5分45秒くらいでいけば8周できるが、さすがに無理なので7周にしておく。太陽も出てきて蒸し暑いですが、雨よりは気持ちいいです。人間は不思議なもので、最後だと力が出ます。24時間の最後なのにキロ6分ちょっとで走ってるわけですから。モチベーションって重要だなって感じます。そして最後は感動のゴール!!
24時間 161.60キロ 16位
【感想】
まず、24時間走は、自分のトレーニング量では、まともに走りきれないことがわかりました。8時間くらい経過した時、「あと16時間も無理だ・・」と思った、あの絶望感は忘れられません。しかし、完全に前半だけで後半ボロボロでレースとして成り立っていなかった自分ですら、どんどん順位を上げていった状況を考えると、皆、私と同じような状況なのかもしれません。
100キロのレースじゃ味わえない、体力の限界を感じられたので、とても勉強になりました。まぁ、そもそも、本気で走ろうとせず、夜もちゃんと寝て、イベントとして気軽に参加するのも良いのかもしれないです。
意外と筋肉痛は少ないです。やっぱり全力を出し切るレースではないですからね。あと、この走りで脂肪が減った気がします。普通にウルトラに出たくらいじゃ、何も変わった気はしないので、これは初経験かもしれません。やはり、走ってる最中は、いくら頑張ってカロリー摂取したとしても出て行くエネルギーの方が大きいわけで、脂肪をエネルギーにして走ってるんだなぁって思いました。ダイエットの意味で24時間走はオススメかもしれません。