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The Runner's World According to Gaznak(ランニング日誌)

2008-06-06

ランニングに関する対照的な2冊の良書

| 17:57

これを書いている時点ではかなり復活したのですが、今週は体調不良と天候不良でランニングはできていませんでした。

こんなときこそ、読書ランニング体験ということで、id:yoshi41101さんが紹介されていた以下の2冊の本を読んだ感想を書きます。ある意味、とても対照的な本で大変おもしろく読みました。

エコマラソン」は、ある意味マラソンの本ではない。筆者は、通常の意味フルマラソンを完走することに積極的な意味を見いだしていないし、事実そうしていない。疲れたら歩いているし、歩くことで見える景色や人との交流に豊かさを見つけている。筆者は、世界各地の大会にこうした独自の視点をもって参加しており、素晴らしい自然を満喫できたり、心温まるふれあいが実現した大会を大いに褒め称えている。

ランナーメンタルタフネス」は、対照的に、完全にマラソンの本だ。マラソンを完走すること、またそれをランナー自身が満足できる形で実現することに価値を置いている。例えば価値として、いたずらに速く走ることを推薦しておらず、序盤で周囲のランナーが駆けだしても落ち着いて一定のペースで走ることができることや、計画的に練習を行い、心身の状態を高いに備えてベストに持って行くことができる力を、ランナーの「タフネス」として肯定的に挙げている。

ランナーであれば両方の気持ちがわかるのではないかと思う。僕は前者価値観にかなり比重をおいたランニング生活を送っているが、精神的なタフネスさを獲得することにも強くひかれている。また実際、少しは得られているように思う。(もちろん、勘違いの部分は多いのだと思うけれども、日々の生活を送る様々な場面で、ランニングで得られた感覚や体力が役立っていることは確かだと思う)

これからも、思索を深めつつ(かっこよく言えば)、ランニングに励みたい。

yassuuyassuu2008/06/07 23:30(すいません、少し訂正)私はそもそもランニングは、健康を目的に始めたんですが、いつの間にか記録そのものとか、記録を出すためいかに頑張るかが目的になっています。これって後者ですかね?
前者みたいな価値観も、いいですね。市民ランナーはいろんな価値観であっていいと思いますね。

yoshi41101yoshi411012008/06/08 13:19楽しんでいただけたようでうれしいです。
どちらの本からも感じたのですが、レースを楽しむにせよ記録にこだわるにせよ、ランナーであり続けるためには「自律」していることが重要なのだなと。自分の体に耳を傾け、自分の言葉で定義した目標に向かって、できる限りのこと尽くして初めて達成感を味わえるのではないかと思いました。そういう境地に達したいものです。
私の場合はまだまだその場の体調や気分で前者・後者の価値観をいい加減に使い分けているのですが、レースにおいては追い込むにも楽しむにも、自分に言い訳のない走りがしたいですね。

gaznakgaznak2008/06/10 17:05yassuuさん
「記録を出すためいかに頑張るかが目的」ですが、まさに後者の本ではこの姿勢をランナーの「タフネス」として賞賛してますよ!前者の価値観が好きな方ですが、後者の本で「健康のために走ろうとするとどうしてもゆっくりとしたジョグになるが、それで君は満足か?体をぎりぎりまで追い込んだ上でないと勝ち取れない深い充足感を求めなくても本当にいいのか?」というようなくだりがあり、それはそれですごく共感します。

yoshi41101さん
いや~、ほんとにいい本ありがとうございます!
多様な価値観がわかるランナーとして自分自身ありたいなぁと思っていますが、確かに「自分に言い訳のない走り」がしたいですね。